中米コスタリカで豪雨被害 1人死亡、1500人避難
(CNN) 中米コスタリカの中部と東部が豪雨に見舞われて各地で洪水が発生し、29日までに1500人以上が避難している。地元の赤十字などによると、これまでに4人が行方不明となり、少なくとも1人が死亡した。
死亡した1人は、中部のカルタゴ州で土砂崩れに巻き込まれて負傷し、救出されて病院に搬送される途中で死亡したという。コスタリカ政府は同州の各地と東部のリモン州に警戒警報を発令した。
被災地ではチリポ川が氾濫(はんらん)して浸水した自宅に住民が閉じ込められるなど、まだ救助を待っている人がいるという。リモン州では複数の集落の孤立が伝えられている。
コスタリカは5月から11月が雨期に当たり、例年この時期は激しい豪雨に見舞われる。