マンデラ氏は「植物状態でない」 南ア大統領府

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マンデラ氏の生命維持装置、停止を一時検討

南アフリカ・プレトリア(CNN) 南アフリカの首都プレトリアの病院に入院しているネルソン・マンデラ元大統領(94)の容体を巡り、大統領府は4日、マンデラ氏は重篤だが安定した状態が続いていると発表した。「植物状態」にあるとの一部報道は否定した。

同日公開された親族が裁判所に提出した書類によると、マンデラ氏は先週、容体が急激に悪化。親族は医師団から「生命維持装置のスイッチを切ること」を勧められ、延命措置が苦しい状態を長引かせることを考慮して、装置停止を真剣に検討したという。

その後6月27日に、ズマ大統領はマンデラ氏の容体に改善が見られ、重篤だが安定した状態になったと発表した。

マンデラ氏が「危険な状態」にあることは、一族の埋葬地をめぐる親族間の訴訟で今週、裁判所に提出された別の書類でも指摘されていた。

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