インド初の国産空母が進水、自力建造は5カ国目に
ニューデリー(CNN) インド国防省は15日までに、同国初の国産空母「ビクラント」の進水式が南部コチの造船所で行われたと発表した。
排水量は3万7500トンで、全長260メートル、船幅は60メートル。ミグ29K型戦闘機や軽戦闘機の搭載が可能。今後数年間の試験期間をへて海軍に引き渡され、就航する。
国産空母を現在運用しているのは米国、英国、ロシアにフランス。ビクラントが実戦配備となればインドは5カ国目となる。
インドは今月9日、国産の原子力潜水艦「アリハント」の原子炉が臨界に達したとも発表していた。シン首相は臨界達成に伴う声明で、「我々の安全保障に利する複雑な技術の習熟で合同作業を進めた科学者や技術者、国防関係者の能力の証しである」とたたえた。
インドは近年、中国の軍事力強化などをにらみ軍備更新を進めている。