南スーダンの死者500人、政府は「秩序回復」と発表
同国情報相によると、今回の戦闘では森林からも遺体が見つかっているほか、病院に搬送された負傷も多数が死亡しているという。
国連の潘基文(パンギムン)事務総長は17日の時点で、「暴力がほかの州に広がる恐れもあり、既にその兆候は見えている」と指摘していた。
国連によると、ジュバ北部の町ボルでも南スーダン赤十字が民間人19人の死亡を確認した。国連のキャンプには約800人が保護を求めて集まっているという。
米国務省は南スーダンにいる米国人に対して直ちに出国するよう勧告し、不要不急の米政府職員にも出国を指示した。18日にジュバを発つ避難便は既に満員だという。
英外務省も大使館員などの一部を一時的に退避させると発表した。