第2次大戦の不発弾が爆発か 1人死亡、13人負傷 ドイツ
(CNN) ドイツ西部オイスキルヒェンのがれき集積所で3日午後、爆発があり、作業中のブルドーザーの運転手が死亡、13人が負傷したほか、複数の家屋に被害が出た。地元警察が明らかにした。ブルドーザーが第2次世界大戦中に投下された不発弾に触れたとみられている。
負傷者のうち2人が重体、11人が軽傷だという。現場はリサイクル用建設廃材の集積所で、爆発により集積所から半径400メートル以内の家屋に被害が出た。
ドイツでは大戦から数十年が経過した今でも不発弾が度々発見されており、建設現場で爆弾が発見されることもめずらしくない。そのため、ドイツの建設会社は、着工前に民間の爆発物処理業者を雇って現場の安全をチェックすることが多いという。