激戦地の住民、雑草食べる窮状に シリア
旧市街にはこれまでに約1500人の1カ月分の食料と医薬品を届けたという。
国連はホムスからの避難を希望する民間人の支援も行っている。ホリンワース氏によれば、旧市街で被害を免れた建物は1つとして残っていないという。それでも祖先から受け継いできたこの地を離れたくないという市民がいて、「我々の支援がどうしても必要」な状況だと同氏は話している。
女性や子どもが脱出すれば、シリア政権がホムスを爆撃しやすくなるとの懸念については、「悲しいことに、その意味では何の保証もないと思う」と語った。