国連安保理、中央アフリカでのPKO展開を承認
ルワンダで20年前に起きた民族・宗教を理由にした大虐殺と同じような事態が中央アフリカでも起きることを懸念する声も上がっている。
国連の潘基文(パンギムン)事務総長は先週、中央アフリカを訪問。「過去の過ちを繰り返してはならない」と中央アフリカの国民に自制を呼びかけた。
安保理決議では中央アフリカに対し、「自由で公平で透明で包括的な大統領選挙と議会選挙」を来年2月までに行うよう呼びかけている。
中央アフリカでは今年1月、セレカ出身のジョトディア氏に代わって首都バンギ市長のサンバパンザ氏が暫定大統領に選出された。だが国情の安定には至っていない。