スコットランド独立投票、集計始まる 出口調査は反対優勢
スコットランド・グラスゴー(CNN) スコットランドが独立するか英国に残るかの是非を問う住民投票は、現地時間の18日午後10時に投票が締め切られ、即日開票作業が始まった。公式集計結果は現地時間の19日早朝にも判明する見通し。
住民投票はスコットランドの32地区5500カ所あまりの投票所で行われた。有権者は約420万人。「スコットランドは独立国になるべきか」という質問にイエスかノーかで答え、賛成が上回れば独立が決まる。
世論調査機関ユーガブが投票を済ませた1800人と郵便投票した800人を対象に行った出口調査では、独立反対が54%で、賛成の46%を上回っている。
投票率は、これまでに発表された西部レンフルーシャーなどの地域で軒並み80%を大幅に超えた。
グラスゴーの投票所では、受け付け開始と同時に通勤前に投票しようとする有権者などが詰めかけた。
独立派を主導してきたスコットランドのサモンド自治政府首相は北東部のアバディーンシャーで、英国に残るよう呼びかけていたブラウン元首相は南東部カーコーディーでそれぞれ1票を投じた。