独立派のスコットランド自治政府首脳が辞意

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スコットランド独立否決

(CNN) 英国からの独立を問うスコットランドの住民投票で独立反対が多数を占めたことを受けスコットランド自治政府のサモンド首席大臣(首相に相当)は19日、開票結果の発表を受け、辞意を表明した。

独立への運動を率いてきたスコットランド民族党の党首も辞任する。両ポストの退任は今年11月の予定。

同氏は声明で、独立運動を誇りたいと強調。その上で、英国政府に対し約束したスコットランドへの権限移譲の拡大を実現するよう注文した。権限移譲が得られれば、スコットランドの地位はより強力になるとも期待した。

サモンド氏は以前、住民投票で独立賛成派が敗れた場合、独立の是非をめぐる新たな住民投票は今後1世代の間には行われないとも指摘していた。

今回の住民投票をめぐっては独立の賛成派、反対派がきっ抗し、接戦が予想されていた。この中で英国の主要政党はスコットランドを連合に引き留める方策の1つとして自治政府への権限移譲の拡大を打ち出していた。

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