エアアジア機不明、捜索再開 家族ら不安な一夜
同地で記者会見したエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「今はただ親類や家族のことを案じている」と述べ、操縦士が悪天候のため飛行計画の変更を要請していたことを明らかにした。ただ「天候が要因だったのかどうか、憶測はできない。同機が発見されれば適切な調査が行われる」と話している。
搭乗者の国籍はインドネシア人が155人、韓国人3人、英国人とフランス人、マレーシア人、シンガポール人が各1人。乗客のうち18人は幼児1人を含む子どもだった。
機長は2万537時間の飛行歴をもつベテランだった。副操縦士はフランス人だったことをフランス外務省が確認した。
エアアジアはマレーシアに本社がある格安航空会社。不明機は同社が48.9%を保有するインドネシアの子会社が運航していた。