英国のエボラ熱患者、重体に 現地から帰国の看護師
英メディアによると、カファキーさんは英政府が先月、非政府組織「セーブ・ザ・チルドレン」と共同でシエラレオネへ派遣した約30人の医療ボランティアチームの一員として渡航。帰国時はモロッコとロンドンのヒースロー空港を経由し、12月28日にグラスゴー空港に到着した。直後に体調を崩して医師の診察を受け、隔離装備のある軍用機でロンドンへ運ばれた。
当局は帰国便に乗り合わせた乗客ら全員と連絡を取っているが、機内で感染が広がった可能性は非常に低いとしている。
世界保健機関(WHO)によると、エボラ熱が流行しているシエラレオネ、ギニア、リベリアでの患者数は12月31日までに疑い例を含めて2万人を超え、死者は7989人に達した。