パリのスーパー襲撃テロ 実行犯、犯行をビデオ撮影し送信か
同誌の記事によると、容疑者は胴体にビデオカメラ「GoPro」を付けていた。複数の生存者の証言によると、容疑者は最初、自らのコンピューターでネット利用を試みたが失敗。その後、人質の1人に協力を強いて店のコンピューターを使い始めていた。
メモリーカードを挿入し、ビデオ画像のファイルを処理していたように見られたという。
クリバリ容疑者はイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への忠誠を誓ったともされている。スーパー襲撃の前日には女性警官を殺害した容疑もある。
捜査当局は、クリバリ容疑者の女性パートナーであるアヤト・ブメディエン容疑者がスーバー襲撃の謀議に加わっていたともみている。同容疑者はシリアに逃亡したとの情報がある。
クリバリ容疑者が射殺される2日前にはパリの週刊新聞「シャルリー・エブド」社が兄弟の容疑者に襲われ、12人が殺害され、11人が負傷するテロも起きていた。