今年のノーベル平和賞受賞者を予想 「九条の会」も候補に
7.ムッシー・ゼライ神父
難民支援活動を展開するエリトリア出身のカトリック神父。地中海を渡って欧州を目指す難民と電話で接触し、難民船と救助隊や沿岸警備隊とを結ぶ橋渡し役となっている。自身も17歳の時にイタリアへ政治亡命し、現在はスイスを拠点とする。
8.池田大作氏
日本の仏教団体、創価学会の名誉会長。哲学者、作家、教育者でもある。
9.エドワード・スノーデン氏
かつて米国家安全保障局(NSA)の任務にかかわり、2013年にNSAの大規模な監視活動に関する重要機密を暴露して世界に衝撃を与えた。一方で英雄、他方では裏切り者とみなされる。
10.サウジアラビアのライフ・バダウィ氏
バダウィ氏はサウジアラビアで2008年にリベラル系のウェブサイトを開設。12年に逮捕され、イスラム教を侮辱した罪で13年に有罪判決を受けて、禁錮7年とむち打ち600回を言い渡された。
控訴審判決では禁錮10年とむち打ち1000回へと刑がさらに重くなり、今年1月に50回のむち打ちを執行。健康状態の悪化が懸念され、それ以上の執行は延期されている。