ロシア機墜落、故障が原因か 遺体と記録装置を発見
墜落機は出発前に通常の点検を受け、異常なしとの結果が出ていた。墜落前にも変わった様子はみられなかったという。当時の天候は良好だったとされる。
ロシアの国営テレビ「ロシア24」など同国のメディアは、墜落機が姿を消す前に、機長から故障の報告と緊急着陸の要請があったと伝えたが、当局者らによる裏付けは得られていない。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系のイスラム武装組織が同日、インターネット上で「対空ミサイルを使って撃ち落とした」との犯行声明を出した。しかしロシアの国営IRAノーボスチ通信はソコロフ運輸相の話として、声明に信ぴょう性はないと伝えている。
独ルフトハンザ航空と仏エールフランスは、現場上空を避ける飛行ルートへの変更を決めた。ルフトハンザの報道担当者は、同機が墜落した状況や原因が明確になるまでの措置だと説明した。