安保理が北朝鮮非難の声明 米当局、軌道上に物体を確認

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ロケット発射の様子を見守る北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記=KCTV

ロケット発射の様子を見守る北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記=KCTV

現時点で、北朝鮮は衛星1基を軌道に乗せたと思われる。ただし機能しているかどうかは不明。米当局者は、今回の発射に使われたのと同じロケットに核弾頭を搭載することも可能だと指摘していた。

中国や旧ソ連、米国はいずれも、過去に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を衛星の打ち上げに利用してきた。冷戦時代の1950年代には米ソ両国が宇宙開発計画を推進しながらICBMに弾頭を搭載していた。

北朝鮮が衛星の打ち上げに使ったロケット「銀河」は、長距離弾道ミサイル「テポドン」をベースにしていると思われる。テポドンの射程は推定9000キロ。つまりオーストラリアと欧州西部、米西海岸が北朝鮮のミサイルの射程に入る。

複数の専門家によると、北朝鮮は少なくとも数十基、多ければ100基の核兵器を保有している。ただし現時点では高度な発射装置は保有していないという。

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