マケイン米上院議員、プーチン氏を批判 ロシアのシリア介入で

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オバマ米大統領(左)とプーチン大統領は電話で意見を交わした

オバマ米大統領(左)とプーチン大統領は電話で意見を交わした

こうしたなかでオバマ米大統領とプーチン大統領は14日、シリア情勢について電話で会談した。ロシア大統領府の声明によると、会談はオバマ大統領が提案し、「率直で建設的」な意見が交わされたという。

米ホワイトハウスによると、オバマ大統領はこの会談で、ロシアがシリアで「穏健派反体制勢力への空爆を中止すること」が重要だと強調した。

一方、在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」によると、シリア北部アレッポ県のアザズでは13日から14日にかけて、米国の支援を受けるクルド人民兵組織がトルコ軍の砲撃を受け、民兵2人が死亡、7人が負傷した。

米国のバイデン副大統領は13日、トルコのダウトオール首相に自制を呼び掛けた。仏政府も14日、トルコに攻撃の中止を求めた。

シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、同国政府は14日、トルコの行動を非難し、国連安全保障理事会に介入を求める書簡を送った。

米国務省のカービー報道官は13日の声明で、トルコとクルド人部隊はアザズ東郊で過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」という「共通の脅威」に直面していると指摘。「我々は全勢力に対し、この脅威に集中すること、戦闘の停止に向けて協力することを引き続き求めていく」と強調した。

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