ブリュッセル空港、3日に旅客機の運航再開 便数は限定
旅客便の業務再開は、空港運営当局と警備を担当する警察が数日間の協議を経て合意した新たな保安対策を受けた措置。業務再開後の数日間は、空港への交通手段は自動車のみとし、バスや鉄道の公共輸送網の利用は禁止する。
空港敷地への入り口と新たな搭乗手続き用のカウンターでは保安検査を強化する。このため旅客便の利用客に対して出発時間の少なくとも3時間前には空港に到着することを促している。
テロ事件の発生後、ブリュッセル国際空港に乗り入れていた航空会社は欠航などの措置を強いられた。空港の業務再開後も便数の処理能力に制約があったり、需要の減少も見込まれ、航空会社が就航便の即時再開に動く可能性は少ないともみられる。