激戦地アレッポで停戦発効、米ロ合意受け シリア

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政府軍の拠点だったとみられるアレッポ旧市街の建物

政府軍の拠点だったとみられるアレッポ旧市街の建物

シリア・ラタキア(CNN) 米国務省は4日、戦闘が激化しているシリアの都市アレッポおよび周辺地域での戦闘停止について米国とロシアの間で合意が成立し、停戦が発効したと発表した。

米ロは3日に協議を終わらせ、停戦が守られているかどうかを監視している。国務省のトナー副報道官によれば、衝突は収まってきたものの、まだ続いているという。

トナー副報道官は4日の声明で、「シリアの市民に対する攻撃を正当化することはできず、直ちに停止しなければならない」「我々の目標がシリア全土を網羅する敵対行為の停止であることに変わりはない」と強調した。

シリア人権監視団によれば、アレッポ西部ではシリア軍と反体制派の間でここ数年の中でも特に激しい戦闘が起きていた。

ロシアがシリア空爆の拠点としている北西部ラタキアのヘメイミーム空軍基地では、今もロシア戦闘機の発進が続く。

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