マティス米国防長官、「尖閣に日米安保適用」 稲田防衛相と会談

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マティス米国防長官、「尖閣に日米安保適用」

(CNN) トランプ政権の閣僚として初来日したジェームズ・マティス米国防長官は4日、稲田朋美防衛相と会談し、中国が領有権を主張している尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含め日本の防衛に対する揺るぎない姿勢を改めて強調した。

マティス氏は会談後の共同記者会見で、尖閣諸島に関する米国の長年の方針を確認したと言及。「同諸島が日本の施政下にあるとの米国の認識に今後も変わりはなく、日米安全保障条約第5条の適用範囲だ」と述べた。

日米安保条約第5条では、米国は日本の施政下にある領域を防衛すると定めている。

尖閣諸島をめぐっては近年、たびたび緊張が高まっており、日本の自衛隊と中国の海空軍が対峙(たいじ)する事態も発生している。

トランプ米大統領は選挙中、日本や韓国の政府が自ら核兵器開発を行い、また米軍の駐留継続に向けて両国が経費負担を増額するべきだと示唆。東アジア地域を動揺させていた。

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