米大使館へ手りゅう弾投げる、実行犯の男も自爆 モンテネグロ

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手りゅう弾の爆発を受け、米大使館周辺を封鎖するモンテネグロの警察

手りゅう弾の爆発を受け、米大使館周辺を封鎖するモンテネグロの警察

(CNN) バルカン半島に位置するモンテネグロの首都ポドゴリツァで22日未明、男が米国大使館の塀を越えて手りゅう弾を投げ入れる事件が発生した。男は別の爆発物によって死亡した。米国務省が明らかにした。

スティーブ・ゴールドスタイン米国務次官によれば、当該の手りゅう弾は空中に投げられてから爆発したとみられる。男の遺体は大使館の塀から30メートルのところで見つかった。現時点で、男の動機に関する情報はないという。

モンテネグロ政府は公式ツイッターで、身元不明の人物が午前0時半、米大使館前で「爆発物を使って自殺した」と述べた。大使館の中庭に手りゅう弾1つを投げた後、別の手りゅう弾で爆死したとしている。

ゴールドスタイン次官は、大使館の職員などに負傷者はなく建物にも損害は出ていないと説明。治安要員が付近で厳重な警戒に当たっていると述べた。

大使館はツイッターへの投稿で全職員の無事を確認し、モンテネグロの政府と警察による緊密な協力に感謝の意を表明した。

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