警察学校で車爆弾攻撃 10人死亡、65人負傷 コロンビア
(CNN) コロンビアの首都ボゴタにある警察学校付近で17日、自動車爆弾が爆発し、国防省などによると、少なくとも11人が死亡、65人が負傷した。
警察幹部はCNNの取材に、自爆攻撃とみられると述べた。
警察によると、車は全速力で警察学校の敷地に突っ込み、制止の声も無視した。運転手は爆発で死亡したとみられているが、当局が死者数の中に含めているかどうかは不明。
CNN提携局の映像には、現場一帯に規制線が張られた様子が映っている。
ドゥケ大統領は犯行をテロと非難し、実行犯を裁きにかけると言明。現場を訪れた際には、警察や軍に対して「攻撃の背後にいる人物を突き止める」よう命じた。
マルティネス司法長官は、車を運転していた男の身元を特定したと発表した。爆発物約80キロを積んでいたとの情報があるという。
背後関係については捜査を進めているとしたものの、これ以上の詳細は明かしていない。
米大使館はツイッターでボゴタにいる米国人に警戒を促し、地元メディアの報道や警察の情報を注視するよう呼びかけた。