イラン・イスラム革命40年 ロハニ大統領、軍事力強化の構え
イラン・テヘラン(CNN) 1979年のイラン・イスラム革命から40年を迎えたのを受けて、ロハニ大統領は11日、首都テヘランにあるアザディ広場で演説し、軍を強化し、ミサイル開発を進める考えを明らかにしたほか、米国による圧力や制裁には屈しない姿勢を示した。
ロハニ大統領は、式典に参加した数万人を前に、イランが引き続き軍事力を拡大し、ミサイル開発プログラムを進めると明らかにした。
米国のトランプ大統領は昨年、イランに対する経済制裁を再開し、イラン軍を牽制(けんせい)している。
ロハニ大統領は「こんにち、我々は心理的、経済的な戦争の標的となっている」と指摘。互いに助け合うことで、米国に対して勝利を収めるだろうと述べた。
式典には多くの人々が参加し、イランの国旗を掲げるなどしながら、コーランの一節や革命のスローガンを唱えた。