英メーガン妃が高校訪問、女性の権利向上訴え 国際女性デー前に
(CNN) 英王室の公務から近く引退するメーガン妃が今月8日の国際女性デーを前に、ロンドン東郊ダゲナムの高校を訪れてスピーチし、女性の権利向上を訴えた。
バッキンガム宮殿が7日に発表したところによると、メーガン妃は6日にダゲナムを訪問した。
同市は1968年に縫製工場の女性たちが男女同一賃金を求めたストライキの舞台として知られる。このストは70年の同一賃金法につながり、2010年の映画「ファクトリー・ウーマン」でも取り上げられた。
メーガン妃は高校生らに、今年の国際女性デーに合わせた行事として、将来を担う女性たちに会うことを重視したと語り掛けた。ダゲナムのストに言及し、社会的な立場や人種、性別にかかわらず「皆さんには正しいことのために声を上げる権利がある」と訴えた。
さらに男子高校生にも、母親や姉妹、恋人、友人など身近な女性を尊重してほしいと呼び掛け、一致団結して毎日が国際女性デーと思える社会を目指そうと語った。
ヘンリー王子とメーガン妃は今月末に公務から引退することが決まっている。