英ヘンリー王子とメーガン妃が最後の公務 礼拝に出席
ロンドン(CNN) 英国の高位王族の役割から今月末に退くヘンリー王子とメーガン妃が9日、王室メンバーとして最後の公務になる「英連邦の日」の礼拝に出席した。
ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で執り行われた毎年恒例の礼拝には、ヘンリー王子の祖母にあたるエリザベス女王をはじめ、父チャールズ皇太子とカミラ夫人、兄ウィリアム王子とキャサリン妃、おじのエドワード王子とソフィー夫人らも出席した。
メーガン妃はケープの付いたエメラルドグリーンのドレスに同色のヘッドピースという服装。夫妻が今年1月に引退の意向を表明してから、エリザベス女王とメーガン妃が同席する場面は初めてだった。
夫妻は女王入場の列には加わらずに着席した。続いてウィリアム王子とキャサリン妃も直接席に着くと、メーガン妃が2人に軽く手を振ったと報じられている。
ヘンリー王子とメーガン妃は31日から移行期間に入り、非営利組織(NPO)設立の準備を進めることになっている。王子は英軍兵士への支援や自然保護、精神衛生など、夫人は女性の権利向上や教育に重点を置いて活動する構えだ。