ロシア国防省、軍の死者498人と認める 負傷者は1597人
(CNN) ロシア国防省の報道官は2日、ウクライナへの侵攻以降、ロシア軍で498人の死者、1597人の負傷者が出たことを認めた。
報道官は国営テレビで「残念ながら作戦に加わっている我々の仲間に犠牲者がいる」と報告した。
ロシアは契約軍人と徴集兵から構成されるが、報道官によると徴集兵はウクライナ国内の戦闘に加わっていないという。
報道官は「徴集兵や国防省教育機関の士官候補生は特別作戦に参加していない。多くの西側メディアや独立系国内メディアが広める『数えきれない』犠牲がロシア軍に出ているとの推測情報は意図的な偽情報だ」と述べた。
ウクライナ当局は同国側に死傷者が出ていることを認めているが、ロシア側よりははるかに数が少ないと推測している。