インドとバングラデシュの水害、死者52人に
同州の被災者は63万3000人を超え、孤立した地域には空から必要物資を投下しているという。
隣接するアッサム州では少なくとも9人が死亡し、19日夜の時点で8人が行方不明のままだった。災害対策当局が開設した1147カ所の避難所に、18万6424人が収容されている。
バングラデシュでも各地で道路が冠水し、地区全体が孤立状態になった。災害対策担当相は19日、洪水で少なくとも2人が死亡したと述べたが、ロイター通信は先週末の死者が25人に上ったと報じている。
被害の大きいシレット管区の当局者は、通信が復旧する一方で飲料水や食料が不足し、ヘリコプターで運搬を試みていると語った。同管区では20日の時点で約30万人が避難所に収容されていた。