プーチン氏、ロシア軍を称賛 ルハンスク州制圧で
(CNN) ロシアのプーチン大統領は4日、同国軍がウクライナ東部ルハンスク州で「勝利を収めた」ことを祝福した。
ロシア国営メディアがテレビ放送した会合の中で、ショイグ国防相はプーチン氏に対し、ロシア軍のルハンスク州での前進について報告した。
それによると先月19日以降、ロシア軍の部隊は独立を宣言した「ルガンスク人民共和国(LPR)」の民兵組織の部隊などと連携し、首尾よく攻撃作戦を遂行。LPRの領土を解放したという。
ショイグ氏はさらに、州の主要都市リシチャンスクとセベロドネツクを2週間以内に包囲したと説明。伝えられるところによるとウクライナ軍は戦闘で5469人の兵士を失ったと付け加えた。
プーチン氏はショイグ氏に対し、LPRでの戦闘に貢献した軍要員はその「勇敢さ」が報われることになるだろうと述べ、今は「休養」をとるべきだと語った。
「東部や西部の部隊など他の部隊も、事前に示された計画に従い、それぞれの任務を果たさなくてはならない。すべてが首尾よく遂行されるのを期待する。当該の地域(ルハンスク州)でそうなったように」(プーチン氏)
プーチン氏はまた、LPRの民兵組織も「英雄的行動」を示したと称賛。祝福と感謝の言葉を贈った。