ロシアの砲撃で少年死亡、父親が遺体寄り添い2時間祈り ウクライナ
(CNN) ウクライナ東部ハルキウで20日、13歳の少年がロシアの砲撃の犠牲になった。少年の父親は路上に横たわる死んだ我が子の手を握り、2時間祈り続けたという。駐米ウクライナ大使が明らかにした。
マルカロワ駐米ウクライナ大使が21日に語ったところによると、少年の姉(妹)も砲撃で負傷した。
「ロシアの砲撃によりハルキウで死亡した13歳の息子の手を握るウクライナ人の父親。少年の姉(妹)は負傷している。父親は2時間、息子に祈りを捧げた。この攻撃で3人が殺された。犯罪者でありテロリストであるロシアを今すぐ止めなければならない」とマルカロワ氏はツイートした。
マルカロワ氏の投稿には、地面に横たわり、赤いホイルシートで覆われた死んだ息子の手を父親が握っている2枚の写真も掲載されている。
ハルキウ州軍事行政の責任者オレフ・シネフボフ氏によると、ハルキウのサルチフスキー地区でロシア軍の攻撃を受けて犠牲となった3人の中に少年が含まれていたという。この砲撃では少年の他に男女2人が死亡した。