炭鉱が水没、閉じ込められた10人の救出活動続く メキシコ北部
コアウイラ州のミゲル・リケルメ知事は4日、鉱山のあるサビナスを訪問。「計150馬力の水くみ出し用ポンプが現在稼働しており、地元の企業から送られた水中ポンプも設置され、救助活動を続けている」とツイートした。
労働社会福祉相の声明によると、10人が閉じ込められている鉱山は1月に操業を開始したばかりで、これまでに異常が報告されたことはなかった。
4日の定例記者会見でロペス・オブラドール大統領は、捜査を行うのは救助作業が完了してからだと強調し、「基本的な情報は得ている」「だが今はその話はしない。作業員たちの救助に目を向けよう」と語った。
サビナスでは過去にも鉱山事故が繰り返されてきた。2006年に起きた鉱山の爆発では65人が死亡。11年にも別の鉱山の爆発で14人が命を落としている。