コプト教会で火災、子ども18人を含む41人死亡 エジプト
(CNN) エジプトの首都カイロ近郊のギザで14日、キリスト教の一派コプト正教の教会を焼く火事があり、当局者らによると41人が死亡、14人が負傷した。
CNNが閲覧した病院の文書によると、死者の中には3~16歳の子ども少なくとも18人が含まれている。
内務省の発表によると、火災は午前9時ごろに発生した。建物2階のエアコンで起きた電気回路のショートが原因とされる。
同省はフェイスブックへの投稿で、現場へ出動したチームのうち、少なくとも警官2人と防災要員3人が負傷したと述べた。
死傷者の大半は、教会内部の部屋に充満した煙で窒息状態に陥ったとみられる。教会関係者は事故との見方を示しているという。現場を訪れた検事総長も、遺体には窒息の形跡以外、外傷はみられなかったと述べた。