台湾でM6.9の地震、建物倒壊の被害
(CNN) 台湾南東部で18日、マグニチュード(M)6.9の地震が発生し、建物が倒壊する被害が出ている。沖縄の宮古島などにも一時、津波注意報が出された。
地震は台湾南東部の台東県池上で発生。震源の深さは10キロだった。
日本の気象庁が宮古島などに出していた津波注意報は、その後解除された。米地質調査所(USGS)も、一帯の沿岸部に対して津波に警戒するよう呼びかけていた。
台湾南部で撮影された写真には、建物が倒壊した様子が写っている。台湾中央通信は、がれきの下敷きになっていた4人が救助されたと伝えた。
台湾鉄路管理局は、列車が脱線して乗客約20人が避難したことを明らかにした。死傷者は出ていないとしている。
花蓮県では学校にも被害が出ていると、地元関係者は話している。