北朝鮮、「世界最強」の核戦力構築へ
(CNN) 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は27日、金正恩(キムジョンウン)総書記が「世界最強」の核戦力の構築を計画していると伝えた。
KCNAによれば、金総書記は26日、北朝鮮の核開発プログラムの最終的な目標として、過去に例のない絶対的な力を保有することだと述べた。金総書記は同日、軍当局者数十人を昇進させていた。
北朝鮮は今月18日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の試射を実施したと発表していた。
火星17は、理論上は米本土に核弾頭を届ける能力を有している。
金総書記は、火星17を「世界最強の戦略兵器」と呼び、弾道ミサイルに核弾頭を搭載するための技術開発で大きな飛躍を遂げたと語った。
金総書記は、新型ICBMの開発について、世界最強の軍隊を構築するという目標に向かって前進する北朝鮮の自信と勝利に満ちた未来を世界に示したと述べた。
金総書記は火星17の試射を視察したが、視察には娘とみられるキム・ジュエさんも同行していた。