日本で大雪被害 17人死亡、90人負傷
東京(CNN) 日本の北部をはじめとする地域が大雪に見舞われ、クリスマスの週末にかけて当局によると、少なくとも17人が死亡、90人以上が負傷した。
消防庁の当局者によると、山形県に住む70代の女性1人が屋根から落ちた雪に埋もれて死亡した。現地では24日までに80センチを超える雪が積もっていた。
気象庁は、強い寒波の影響で、主に日本海側を中心に大雪の被害が広がっていると明らかにした。幹線道路では車両が立ち往生し、今月半ばから配送に遅れが生じる事態となった。

日本各地で雪による被害が出ている/Kyodo News/AP
気象庁が先週発表したところによると、一部地域の降雪は例年を格段に上回る水準となっている。
近年日本では気候現象の激化に拍車がかかる。12月に入り北海道など北東部が暴風雪に見舞われる一方、9月には南部で台風由来の豪雨が大きな被害をもたらしていた。