ロシアがバフムート近郊に攻撃、市民の男女5人死亡 ウクライナ当局
(CNN) ウクライナ当局によると、16日、同国東部の激戦地バフムートの周辺でロシア軍からの攻撃があり、市民の男性3人、女性2人が死亡した。砲撃の破片で9人が負傷したという。
ドネツク州の検察当局によると、死亡した5人は32~66歳だった。砲撃で多くの住宅も破壊されたという。
ウクライナのベレシチュク副首相はSNS「テレグラム」への投稿で、バフムートに残る市民に直ちに市外へ退避するように呼び掛けた。
ベレシチュク氏は「率直に言って、まだ6000人の市民がそこにいることに非常に驚いている」と記し、市内に残れば自分自身や愛する人々を危険にさらし、軍や警察のリスクも高めると言及。「防衛や治安の部隊が市内で適切に任務遂行するのを阻む」結果になると警告した。