ヨルダン川西岸地区で暴力続く、パレスチナ人の15歳少年が死亡

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パレスチナ当局が射殺されたと発表したムハマド・ファエズ・バルハンさん/Family Handout

パレスチナ当局が射殺されたと発表したムハマド・ファエズ・バルハンさん/Family Handout

先週にはレバノンやパレスチナ自治区ガザ地区、シリアから数十発のロケット弾がイスラエル領内に撃ち込まれてもいた。この後イスラエルはガザ地区に報復攻撃を行っている。

7日にはイスラエルの地中海沿岸にあるテルアビブで遊歩道に車が突っ込み、イタリア人観光客1人が死亡した。同日はヨルダン川西岸地区でも銃撃があり、英国とイスラエルの二重国籍を持つ15歳と20歳の姉妹が死亡。10日には姉妹の母親も、銃撃で受けた傷のために死亡した。

10日はこの他、イスラエルが占領するヨルダン川西岸地区の入植地エビアタルに向け、イスラエルの入植者数千人がデモ行進を行った。デモには入植地建設の合法化運動を主導するイスラエルの閣僚も加わった。

エビアタルに近い町ベイタではイスラエル軍とパレスチナ人が衝突し、パレスチナ赤新月社(赤十字に相当)によると216人が負傷した。このうち22人はイスラエル軍が撃ったとされるゴム弾による負傷だった。

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