アジア各地で40度超えの記録的猛暑 さらに続く予報も
南アジアのパキスタン、インド、ネパール、バングラデシュでも、最高記録には及ばないものの40度以上の日が続いている。
インド気象当局によると、18日は国内48カ所で42度を超えた。最高は東部オリッサ州の44.2度だった。
西部マハラシュトラ州では16日、屋外での式典に集まった人々が熱中症で倒れ、少なくとも13人が死亡した。
北東部トリプラ州と東部の西ベンガル州では今週、気温が平年を5度あまり上回ったとして学校が閉鎖された。
インド労働省は全国に向け、炎天下で働く労働者らの健康に注意するよう勧告を出した。
東南アジアから南アジアにかけての猛暑は今後も続く見通し。一方、中国では広い地域で、気温が平年を約10度上回っている状態から急降下し、今週末には平年を約10度下回るとの予報が出ている。