日本の統一地方選 Z世代が当選、最年少市長や外国にルーツ持つ議員も誕生
神奈川県平塚市の市議会選には、26歳のユーチューバー、平塚YouTuberしん氏が出馬し、当選を果たした。
同氏は、ポケモンカードの買い取り専門店を経営しているが、ユーチューブのチャンネルで地元の店舗やイベントなどの紹介をしていることでも知られる。最も人気の動画は、平塚市でおすすめのラーメン店10選を紹介したものだ。
そうした動画を撮影したり地元企業のオーナーと会話したりするなかで困りごとや不満を耳にするうちに、市政への挑戦を決めたという。
ウェブサイトでは「日本の政治家の高齢化は進んでいます。平塚には高校が多く、大学もあり若者が暮らしていることも間違いありません」などと語っている。
3歳の息子を育てるシングルファーザーであり、選挙戦では育児の問題に注力した。高齢化と労働人口の減少が急速に進むなか、親への支援やワーク・ライフ・バランス、高齢者に対する支援の必要性を訴えた。
那須野純花氏(25)もZ世代の政治家で、川崎市議に当選した。選挙区ではトップ当選だった。
那須野氏は当選後、ツイッターへの投稿で、支援者に謝意を示し、ここからが議員としてのスタートであり、地元のために一生懸命汗を流したいと述べた。