ロシア軍の攻撃継続でダム決壊も、村落を洪水襲う恐れ ウクライナ東部
(CNN) 激戦地となっているウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事は28日までに、ロシア軍は侵攻開始以降、同州カルリウカにある貯水池ダムの崩壊を狙う砲撃などを繰り返しており、近辺の村落が氾濫(はんらん)に襲われる危険な状況にあると報告した。
ハリツィニウカなどの村落が洪水に見舞われる危険性があるとSNS上で指摘。ウクライナの緊急事態対応当局は、ダムは決壊する可能性があると判断し、最悪の被害発生をにらんだ対応策の準備を始めたという。
関係する地域には洪水発生の警報を流しているとし、必要なら住民の退避が始まるだろうとした。