ベラルーシの野営地にワグネルの車列続々 新たな衛星画像

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車両で埋めつくされたワグネルの新たな野営地=ベラルーシ・アシポビチ/Planet Labs, PBC

車両で埋めつくされたワグネルの新たな野営地=ベラルーシ・アシポビチ/Planet Labs, PBC

(CNN) 最初の車列が到着してからおよそ72時間後、ロシアの民間軍事会社ワグネルの車両がベラルーシ国内の使用されていない軍事基地の敷地を埋めつつある。米企業プラネット・ラブズPBCが撮影した衛星画像で明らかになった。

新たな画像は19日午前6時29分前後に撮影された。この約8時間前にはワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏とみられる男性が野営地で自身の部隊に語りかける動画が撮影されていた。CNNは動画の位置情報を確認し、撮影時間を18日の日没直後と断定した。

動画の男性が発言していた区画は、現在複数の車両に覆われている。これは一晩のうちに新たな車列が到着したことを示唆する。

この数日の間にオンライン上では、100台の車列がロシアの主要な幹線道路をベラルーシに向けて移動する動画が公開されていた。

過去に保存された衛星画像をCNNが検証したところ、当該の拠点には数十のテントが設営されていることが分かった。拠点は数年にわたり無人の状態が続いていた。

ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ワグネルで武装反乱を起こしたプリゴジン氏とロシアのプーチン大統領との仲介を行ったと主張。それ以降は、ワグネルの部隊をベラルーシ国内に招き入れている。ワグネルの協力によって自国の軍隊を訓練する目的があるとみられる。

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