イスラエル、サウジとの国交正常化に近づく 実現すれば「目覚ましい飛躍」
サウジのムハンマド皇太子は今週、イスラエルとの国交正常化は「冷戦後最大の歴史的合意」になるとの認識を示した。
ムハンマド皇太子はFOXニュースとのインタビューで、合意が「パレスチナ人の生活改善につながる」ことを望むとも表明したものの、独立したパレスチナ国家の創設は呼び掛けなかった。パレスチナ国家の創設は20年間にわたりサウジの公式方針となっている。
ネタニヤフ氏はサウジとの関係緊密化を政権の軸に据えているものの、同氏の右派連立政権がパレスチナへのどのような譲歩を許容するかは不透明だ。