フランス軍、ニジェールから年内撤退へ マクロン大統領が表明
フランス軍は、アフリカ諸国で政変やテロ、イスラム武装勢力の反乱が続発するなか、ニジェールは比較的安定した民主主義国家だという前提に基づき、対テロを中心とする任務で部隊を駐留させてきた。同国には現在、1500人を配置している。
CNNは今月、米当局者らの話として、米軍もニジェールに駐留する約1100人のうち、約半数を近く撤退させる可能性があると伝えていた。
マクロン氏は24日、イッテ駐ニジェール大使と外交官数人を数時間以内に召還するとも表明した。
軍事政権はクーデターの後、イッテ氏に出国を命じた。8月末にはイッテ氏の査証(ビザ)を取り消し、警察に追放を指示したが、同氏は現地にとどまっていた。