病院爆発の現場とらえたドローン映像、イスラエル国防軍が公開
(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は18日、17日に爆発が発生したパレスチナ自治区ガザ地区のアル・アハリ病院の上空で撮影したドローン(無人機)映像を公開した。
IDFは動画に合わせて公開した文章で、「(ガザ地区の武装組織)イスラム聖戦が誤射したロケット弾による被害が付近の駐車場に見える。攻撃で空いた穴とは似ていない」と指摘した。
「また、病院周辺の建物は損傷していなかった。これはIDFがこの地域を攻撃していないことを示すさらなる証拠だ」とも述べた。
動画では、イスラエルのドローン操縦士がヘブライ語で病院の建物の配置を説明する声も聞こえる。
パレスチナ保健当局によると、爆発では民間人数百人が死亡した。ガザ地区の当局者は、イスラエルに爆発の責任があるとの見方を示している。
一方、IDFはこの主張を否定し、イスラム聖戦の戦闘員による「ロケット弾の誤射」が原因だと主張している。
CNNは爆発の原因について独自に確認できていない。