イスラエル国防相、部隊に「ガザを内側から目にする」 地上侵攻間近か
(CNN) イスラエルのガラント国防相の事務所によると、ガラント氏は19日、パレスチナ自治区ガザ地区から遠くないところに駐屯している部隊に、「間もなくガザを内側から目にする」と伝えた。
事務所のプレスリリースによると、ガラント氏は「今は遠くからガザを見ているが、間もなく内側から目にする。命令があるだろう」と述べた。
同日、ガザ地区と接する地域にある別の駐屯地を視察した同国のネタニヤフ首相は部隊に「イスラエル国民全員があなた方を支援している。勝利できるよう、敵に強烈な一撃を加える。勝利のためだ。用意はいいか」と呼び掛けた。
イスラエル軍南部司令部のフィンケルマン司令官も同日、境界近くの別の駐屯地で「この作戦により、戦争は敵側の地に移動し、我々は敵地で勝利する。作戦は長く困難、かつ激しいものになるだろうが、我々には最高の指揮官と戦闘員がいる」と兵士らを前にげきを飛ばした。
イスラエルの国連大使は今週初め、イスラエルはガザ地区の占領に「関心がない」が、イスラム組織ハマスを排除するために「必要とされるあらゆること」を行うと述べた。