イスラエル・ガザ境界で軍事活動増加 CNN記者が目撃
(CNN) イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区の境界では20日未明、CNNの記者が軍事活動の増加を目撃した。
遠方で複数の照明弾が夜空を流れ落ちる様子が見え、重機関銃の銃撃音や赤い曳(えい)光弾も確認できる。
ニック・ロバートソン記者は映像で、重機関銃の音や遠方の爆発音が聞こえたと振り返った。
CNNは境界沿いの軍事活動についてこれ以上の詳細を報じることはできない。
イスラエル国防軍(IDF)のコンリクス報道官はこうした軍事活動について聞かれ、「予備役は準備や装備を整え、任務に備えている。作戦の次段階に向け待機しているところだ」と説明。「ただもちろん、進軍や軍事活動を実施・強化する時期と場所、方法については現時点では公表しない」と述べた。
複数の当局者が19日に語ったところによれば、イスラエルの政治家は軍にガザ進入の「ゴーサイン」を出しており、いつ進入するかは軍の決定次第だという。