病院近くに砲撃、20人死亡か ガザ南部ハンユニス
(CNN) パレスチナ赤新月社(PRCS)は27日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスのアマル病院近くに砲撃があり、数十人が死亡したと明らかにした。イスラム組織ハマスが実効支配するガザ地区の保健省は空爆で少なくとも20人が死亡したと発表した。
CNNはイスラエル軍にコメントを求めている。
前日の26日には、同軍のハレビ参謀総長がハマスとの戦闘は「あと何カ月も続く」との見通しを示し、同軍は「ガザ地区南部のハンユニスや中部のキャンプ、さらにその先に注力している」と述べた。
保健省によると、24時間で195人が死亡、325人が負傷した。これによりハマスとイスラエル軍の戦闘が始まった10月7日以降、ガザ地区で死亡したパレスチナ人は2万1110人となった。
ガザ入りは制限されており、また戦闘が繰り広げられる中で正確な数字の確認が困難であることから、CNNは同省が発表する数字を独自に検証することはできない。