アイスランドで噴火、温泉「ブルーラグーン」に退避命令

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アイスランドで噴火

(CNN) アイスランド国営放送によると、首都レイキャビク近郊のレイキャネス半島で16日に噴火が起き、同半島にある屋外温泉施設「ブルーラグーン」や近くの町グリンダビークに退避命令が出た。

気象当局によると、先月8日に起きた噴火と同様、溶岩の流れがグリンダビークの北側に迫っている。

国営放送は、長さ約3キロの割れ目から流れ出した溶岩が、町へつながる幹線道路にも向かっていると伝えた。

レイキャネス半島にある同国の玄関口、ケプラビーク国際空港をはじめ、地域の空港は通常通り稼働している。ただし、17日には同空港周辺の町で火山ガスが検知される見通しとされる。

火山活動によって吹き上がった噴煙=16日/Marco di Marco/AP
火山活動によって吹き上がった噴煙=16日/Marco di Marco/AP

ヘリコプターで現地を視察した専門家によると、最近相次いでいる噴火活動の中でも今回は最大規模。

別の専門家は、昨年10月からマグマの流れが表面に達する動きが繰り返され、いずれも短期間ながら強力な噴火が観測されていると説明した。

ブルーラグーンはレイキャビクから車で1時間足らずの有名観光地。昨年11月には24時間に1400回の地震が観測されたとして1週間にわたり閉鎖され、今月初めも火山活動による退避命令が出ていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「アイスランド」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]