レバノンの米大使館付近で発砲、男を逮捕
(CNN) レバノン当局などによると、首都ベイルート近郊にある米大使館の入り口付近で5日午前8時半ごろに発砲があり、シリア人の男が逮捕された。
レバノン軍によれば、軍要員が現場に出動して撃ち返し、容疑者は負傷。病院へ運ばれて手当てを受けた。
米大使館はX(旧ツイッター)に、施設とスタッフは無事だったと投稿し、レバノン捜査当局と緊密に連絡を取り合っていると述べた。
昨年10月にパレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから、レバノンのイスラエル国境付近でも銃撃が繰り返されている。
4日未明にはイスラエル北部で火災が起き、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラがイスラエル軍司令部に向けて大量のドローン(無人機)を発射したと発表した。