ガザ全土でイスラエルの攻撃続く、一晩で40人死亡

イスラエル軍の攻撃によって死亡した親族を悼む人々=15日、パレスチナ自治区ガザ地区ハンユニス/Hatem Khaled/Reuters

イスラエル軍の攻撃によって死亡した親族を悼む人々=15日、パレスチナ自治区ガザ地区ハンユニス/Hatem Khaled/Reuters

(CNN) イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区全土で続けている攻撃で、14日から15日にかけての一晩だけで少なくとも40人が死亡した。ガザ当局が明らかにした。

ガザ南部ハンユニスでは集合住宅がイスラエルに空爆され、ナセル病院の関係者や犠牲者の家族によると、少なくとも10人が死亡した。まだがれきの下敷きになっている人たちもいるという。

別の地区では住宅が攻撃されて女性1人と子ども2人を含む5人が死亡した。パレスチナ赤新月社と病院関係者によると、遺体はヨーロッパ病院に運ばれた。

ガザ中部ではヌセイラト難民キャンプの攻撃で8人が死亡した。

ガザ市民防衛隊によると、集合住宅付近の住宅に対する攻撃では6人が死亡。赤新月社によれば、ガソリンスタンド近くの住宅も攻撃されて2人が死亡した。いずれも犠牲者はアウダ病院に運ばれた。

ガザ北部では、ガザ市や周辺に対するイスラエルの攻撃で17人が死亡した。

民間防衛隊によると、ガザ市南東部にあるモスク(イスラム教礼拝所)近くの攻撃で3人が死亡したほか、ガザ市南西部の別のモスク付近も空爆されて2人が死亡した。まだがれきの下に閉じ込められている人たちがいると当局者は話している。

ジャバリヤ難民キャンプ西部でもイスラエル軍の空爆や砲撃があり、救急隊などによると、12人の遺体が15日朝、カマル・アドワン病院に到着した。

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