独通信社のカメラマン、シリアで死亡 政府軍と反体制派の戦闘の中で

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独DPA通信のカメラマン、アナス・アルカーブトリ氏=11月10日、シリア北西部イドリブ県アリハ/Omar Haj Kadour/AFP/Getty Images

独DPA通信のカメラマン、アナス・アルカーブトリ氏=11月10日、シリア北西部イドリブ県アリハ/Omar Haj Kadour/AFP/Getty Images

(CNN) 独DPA通信に勤務するシリア人のカメラマン1人が、シリア中部ハマの周辺地域で起きた空爆で死亡した。現地ではアサド政権の軍が侵攻中の反体制派組織と激しい戦闘を繰り広げている。

DPAは4日、自社のウェブサイトでカメラマンのアナス・アルカーブトリ氏(32)が死亡したことを明らかにした。反体制派の前進について行き、報道している最中だったという。

空爆を目撃した地元のジャーナリストはCNNに対し、当時アルカーブトリ氏がハマから北へ約27キロの町モレクにいたと明らかにした。

ハマの北の地域では現在、政府軍と反体制派連合が激しい戦闘を繰り広げている。後者は最近シリア第2の都市アレッポを掌握し、長年にわたる内戦を再燃させていた。

シリア国防省は4日、反体制派のあらゆる動きに対応して攻撃を行っていると説明。空爆はシリアとロシアの戦闘機が実施しているとした。ロシアはアサド政権の後ろ盾となっている。

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