ジャーナリストの死亡、2024年は過去最多 7割がイスラエルによる殺害

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ジャーナリストのアレハンドロ・マルティネス・ノゲスさんの遺族ら=2024年8月7日、メキシコ・セラヤ/Mario Armas/AFP via Getty Images

ジャーナリストのアレハンドロ・マルティネス・ノゲスさんの遺族ら=2024年8月7日、メキシコ・セラヤ/Mario Armas/AFP via Getty Images

守られない取材活動

CPJの報告書では、殺人事件の発生率が高い国で、ジャーナリストの安全を守ることができていない現状にも脚光を浴びせている。

昨年8月にはメキシコで、ベテランジャーナリストのアレハンドロ・マルティネス・ノゲスさんが警察に警護されていながら射殺された。この事件は同国でジャーナリストを守るはずの仕組みに残り続ける「欠陥」の表れだとCPJは指摘する。

特に昨年はフリーランスの殺害が43人と突出して多く、死亡したジャーナリストの3分の1以上を占めた。そのほとんどはガザのパレスチナ人だった。

「ジャーナリストが殺害されるたびに、真実の語り手が失われる。我々の現実を記録し、権力の責任を追及する人々は正義に値する。我々はそれを追求し続ける」とCPJはX(旧ツイッター)に投稿した。

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